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こんにちは。さーさです。
ワタシは46歳の時に子宮頸がんになり広汎子宮全摘術を受けました。
広汎子宮全摘術は、子宮、卵管、卵巣、膣の一部、子宮周辺の組織や骨盤内のリンパ節まで広範囲を切除します。
それにより、排尿障害やリンパ浮腫と言った後遺症が出ました。
後遺症は手術を行った全ての人に出る訳ではないし、程度も全然違いますが。
これから手術をする方は不安だと思うので、「だいたいこんな感じで症状が出るんだな」という程度に読んでみてくださいね。
すでに手術を終えた方は、「他の人はこうなんだ」と情報交換のつもりで読んでいただけたら嬉しいです。
実は、物忘れがひどいワタシの備忘録でもある。
目次
治療の内容
術前検査にて、「1B2期」「右骨盤リンパ節陽性」と診断されたため、広汎子宮全摘手術を受ける。
術後の病理検査ではリンパ節陰性であったが、「間質浸潤深さ14mm」のため再発リスク(中)と判断され、放射線+抗がん剤の追加治療を受けた。
排尿障害の様子
退院時 | 尿意を感じない。 自力で出す事ができないのでカテーテルを使って導尿する。 |
術後1ヶ月半 | 尿意を感じない。 前かがみになって圧を加えれば自力で出せる時もある。 少量ずつしか出せない。 |
術後3ヶ月~現在 | 尿意は感じないが、お腹が圧迫されてくる感覚で溜まっているのがわかる。 前かがみになって圧を加えれば完ぺきに自力で出せる。 少量ずつのため少し時間がかかる。 ジャンプやくしゃみをすると少し尿漏れする。(年齢のせいかも) 生活に支障なし。 |
広汎子宮全摘術を受けて最初にショックを受けたのは、「排尿障害」でした。
全く尿意を感じないし、どうやっても自力で出せない。
「自分で導尿できるようにならないと退院できないよ。」と言われたので、2日でマスターし、医者にびっくりされました(笑)。
リンパ浮腫の様子
退院時 | 浮腫みなし。 両ももの表面がピリピリする。 |
術後1ヶ月半 | 鼠径部と下腹部が柔らかく浮腫む。 ごくまれに、左鼠径部がチクチク痛む。 下着のゴムが痛くなる。 |
術後半年 | 左鼠径部と下腹部が柔らかく浮腫む。 たまに腹部全体が張る。 ごくまれに、左鼠径部がチクチク痛む。 ごくまれに、外陰部が硬く浮腫む。 |
術後1年~現在 | 左鼠径部と下腹部が柔らかく浮腫む。 たまに腹部全体が張る。 時々、左足全体が重だるく感じる。 左鼠径部を押すと鈍く痛む。 生活に支障はないが、ゆったりした服しか着れなくなる。 |
術後半年~1年目ぐらいが、一番浮腫みました。
放射線と抗がん剤の追加治療をしたせいかもしれません。
浮腫みは、横になったりマッサージしたりすれば、一旦すっきりします。
婦人科で相談したら「この程度なら自分でドレナージして」と言われたので、治療院には行っていません。
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退院時 | 症状なし。 |
術後1年半~現在 | 舌の表面がピリピリする。 たまに、上あごや唇の内側がピリピリする。 舌の左半分がしびれる感じがする。 生活に支障なし。 |
術後1年半で、突然症状が出ました。
「化学療法による口腔乾燥」と言われましたが、治療中には全く出なかったのでびっくりです。
それだけ「抗がん剤」って強力なんですね・・・。
その舌のピリピリ。子宮頚がんの化学療法による口内乾燥の副作用かも。更年期障害の様子
退院時 | たまに軽いめまい。 エストラーナテープを使用。 |
~術後3年 | 常にフワフワした感じがする。 |
~現在 | エストラーナテープ使用で何の問題もない。 |
術後は女性ホルモンを補充する「エストラーナテープ」を使用していましたが、50歳になり閉経を迎える年齢になったので、一時的に外してみました。
途端に、ホットフラッシュに悩まされることに。
エストラーナテープは長期間使用してもデメリットはそんなにないと言う事で、引き続き使っています。
後遺症はレッツポジティブシンキングで
広汎子宮全摘術を受けてから今日までの、ワタシの体調の変化をまとめてみました。
後遺症は、強く出る人もいれば、全くなんともない人もいます。
出るも出ないも、ワタシは「運」だと思っているんですよ。
癌になったのも運。
運が悪かっただけ。
いや、むしろ発見できて、今こうして生きていられるんだから、運が良かったのかもしれない。
レッツポジティブシンキング!!
ありのままを受け入れて。
ほんの少しあらがって。
以上、「【まとめ】子宮頸がんによる広汎子宮全摘手術後~現在までの体調の変化」でした。
またね。