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こんにちは。がんサバイバー主婦、さーさです。
専業主婦は健康診断の機会が少ないですよね。
自分から積極的に動かないと、症状のほとんどない初期のがんを発見する事ができません。
そこで、少しでも早く見つける方法を3つ、がん経験者のワタシが反省を踏まえまとめてみました。
- がん検診を必ず受ける
- 健康診断で健康状態を把握する
- もっと気軽に病院へ行く
上記のうち、1つでも実践してね。
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目次
がん検診を必ず受ける
自覚症状の無い人が初期のがんを見つけるには、がん検診を定期的に受ける事が一番です。
自治体から送られてくる「がん検診等受診券」を利用して、保健福祉センターや医療機関で検診を受けましょう。
自治体によっては申し込みをしないと受診券が届かないところもあるので、各HPで確認してください。
20歳以上 | 子宮頸がん |
40歳以上 | 子宮頸がん、乳がん、胃がん、肺がん、大腸がん |
検診が必要と言う事は、その年齢で実際に罹患した方がたくさんいると言う事ですね。
表を見ると、「子宮頸がん検診が意外と早い」と思いませんか?
子宮頸がんは、多くの場合ウイルスによって感染し、数年から10年ほどの期間を経て子宮頸がんへと進んでいきます。
がんになる前の状態(子宮頸部異形成)でも発見する事ができるので、早い年齢での検診が必要なんですね。
逆に言えば、がん検診をしないと見つけられないよ。
受診の方法は、検診ごとに「集団検診」「個別検診」のどちらかを選びます。
- 地域の保健福祉センターなどに予約を入れる。
- 会場にて受診。
- 地域の協力医療機関に予約を入れる。
- 各医療機関にて受診。
受診会場や協力医療機関は、各自治体HP、または受診券と一緒に送られてきた冊子に記載されていますよ。
集団検診 | 個別検診 | |
子宮頸がん | 600円(細胞診) | 1,200円(細胞診・内診) |
乳がん | 750円(マンモ2方向) 600円(マンモ1方向) 600円(超音波) | 1,500円(マンモ2方向) 1,200円(マンモ1方向) 1,200円(超音波) |
胃がん | 1,100円(エックス線) | 2,200円(エックス線) 3,000円(内視鏡) |
肺がん | 300円(エックス線) | 600円(エックス線) |
大腸がん | 300円(検便) | 600円(検便) |
検診にかかる費用は、集団検診より個別検診の方が倍程度高くなっていますね。
とは言え、めちゃ安だ!
「がん家系」と言う言葉を聞いた事がありませんか?
最近の研究では、「多くのがんは遺伝しないが、体質は遺伝する可能性がある」と言われています。
親から受け継いだ体質に加え、食事内容や喫煙などの生活習慣が絡み合ってがんにかかってしまうんですね。
ある家系にがんの異常集積がみられる場合、原因にかかわらず、集積した腫瘍を家族性腫瘍(familial tumor)と称します。一般に家族集積を認める悪性腫瘍は5から10%存在するとされています。
それには遺伝・環境・偶発の要因があり、若年性腫瘍の大部分を占めます。家族性腫瘍における環境の要因とは、食生活などの生活環境を共にしていることをさします。遺伝の要因が強い場合、遺伝性腫瘍(遺伝性がん)と呼ばれることもあります。
四国がんセンター
家族はがんのリスクを共有してるんだね。
自治体で受けられるがん検診は、「子宮頸がん」「乳がん」「胃がん」「肺がん」「大腸がん」の5種類です。
もし家族に上記以外のがん(肝臓がんや脳腫瘍など)に罹患された方がいるのなら、一度人間ドックでがん検診を受けてみるのもいいですね。
健康診断で健康状態を把握する
ワタシは、「がんを見つける」と同じくらい大事なのが「健康状態を把握する」事だと思っています。
定期的にチェックしていれば変化に早く気が付いて、生活習慣を見直す事ができますよね。
専業主婦が健康診断を受ける場合、加入している健康保険組合や自治体の健診を利用する事ができます。
健康保険、共済保険(会社員や公務員) | 保険者から受診券が届き、 指定された医療機関に申し込む |
国民健康保険(個人事業主や住民) | 自治体から受診券が届き、 指定された医療機関に申し込む |
一般的な健康診断では、
診察、血圧測定、尿検査、身体計測、血液検査(脂質・血糖・肝機能・腎臓機能)、貧血検査、心電図検査、眼底検査
などを行いますが。
人間ドックを利用すると、上記に加えて
視力、聴力、胸部エックス線検査、呼吸機能検査、便潜血検査、血液検査(腫瘍マーカーなど)、胃カメラ、大腸カメラ
など、より詳しく身体を調べる事ができます。
ワタシは胃と大腸にポリープが見つかったよ。
もし検査の結果が「要精密検査」になっても、同じ病院でさらに詳しい検査を行う事ができるので安心です。
もちろん、他の病院で検査を受けたい場合は、紹介してもらう事もできます。
同じ病院だと初診料も紹介料も必要ないし、データも揃っているからいいよね。
また、健康診断の費用は会社や自治体が負担してくれますが、人間ドックは個人の負担になります。
しかし、我が家の様に、夫の会社に「被扶養配偶者健診」と言うものがあれば、人間ドックにかかる費用の一部が補助されます。
ぜひ確認してみてください。
配偶者健診の名称は、会社によって違うかも。
人間ドックが受けられる医療施設は、MRSO で探す事ができます。
健康保険組合や市区町村の補助を利用できる施設もありますよ。
自分に合った検査の選び方や検査の方法、費用などがとても分かりやすく書かれているので、読むだけでも勉強になります。
もっと気軽に病院へ行く
女性は50歳前後で更年期を迎えます。
めまいがしたり、頭痛、浮腫み、頻尿などなど。
生理時の出血量がおかしくなっても、「更年期だから」とやり過ごしがちですよね。
がんの初期症状かもしれないのに・・・。
素人のワタシ達が「病気ではない」と判断するのは危険です。
病院へ行きましょう!
実際、ワタシも水の様なおりものが出ていたのに、「そろそろ閉経するのかな」と放置していました。
その後大量に出血してから病院へ行ったら、すでにステージ1b2期・・・。
【体験談】46歳で子宮頸がんに!告知の状況と自覚症状そして後悔している事「こんな事で病院へ行ってもいいのかな?」と思っても、なにかしら症状が出ているなら行きましょう。
間違ってたっていいじゃない!
まずは近所の病院へ行きます。
必要なら大きな病院を紹介してもらえますよ。
自分の身体を後回しにしないで
もう一度まとめますね。
- がん検診を必ず受ける
- 健康診断で健康状態を把握する
- もっと気軽に病院へ行く
がんの発見が早ければ早いほど完治する確率が上がります。
治療後の後遺症も少なく済みます。
主婦は自分の事を後回しにしがちですけど、積極的にがん検診を受けていきましょうね。
日常生活に不便を感じるような後遺症があっても、意外と夫は助けてくれませんよ。
我が家だけかも。(悲)
以上、「積極的に検診を!専業主婦が「がん」を早く見つける方法」でした。
またね。