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こんにちは。46歳で子宮頸がんを患った主婦さーさです。
「さーさです」なんて言ってる場合じゃない。
20年以上前に入ったがん保険。
入っている事に安心して、補償内容の見直しなんて全然していませんでした。
がんの告知を受け、手術だけでもショックなのに、まさかの追加治療が必要になるなんて。
その治療費が手術以上にかかるなんて。
見直しさえしていればもらえたはずの46万円の話を、今日はしたいと思います。
目次
昔の補償内容は今の医療に合っていない
ワタシが27年前に入ったがん保険の内容を大雑把に言うと、
- 初めてがんと診断されたら100万円
- がんの治療で入院すると1日につき1万5千円
- 20日以上継続入院後に退院し在宅療養したら、1退院につき20万円
- 20日以上継続入院後に治療のため通院したら、1日につき5千円
- がんを直接の原因で死亡したら150万円
- がん以外で死亡したら15万円
- (特約)病気・事故での手術で5・10・20万円
- (特約)がん以外の病気での入院で1日5千円
という物です。
皆様、お気づきでしょうか?
そうです。
通院による抗がん剤や放射線治療を受けるのに、20日以上入院しないと給付金が出ないんです!
一昔前のがんの手術では、入院期間が長くなることが金銭的負担になるので、こういった保険が一般的でしたよね。
でも今は技術も進み、短期間で退院する事ができるようになっています。
また、がんの種類や進行度合いによって、手術をしないで通院での放射線や抗がん剤治療を行うことも多いです。
保険会社からは、何度も見直しのすすめの案内が来ていたのに、スルーしてました・・・。
あぁ。ワタシのばか・・・。
実際に子宮頸がんの治療で支払った金額は90万円
ワタシの、子宮頸がんの治療にかかった費用はこちらです。
- 広汎子宮全摘術 約95万円
- 入院費用16日間 約65万円 (差額ベッド代なし、食費込み)
- 通院での放射線28回・抗がん剤25回 約136万円 (薬代込み)
自己負担額は上記の3割なので、約90万円になります。
ここからさらに、「高額療養費制度」を利用できます。
高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、
一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。
全国健康保険協会
自己負担限度額は、年齢や収入により違います。
ワタシの場合、入院が2か月にまたがってしまったので、自己負担も2か月分になってしまいました・・・。
自分で手術日を選ぶ事ができないのでしょうがないですよね。
保険会社からの給付金は150万円
ワタシが保険会社から頂いた給付金は、上記の補償内容1、2、7が該当し、約150万円頂きましたー!
と、喜んでる場合ではない。
もらった内の100万円は、「初めてがんと診断された」時の分。
追加で受ける事になってしまった放射線と抗がん剤治療には、給付金が一切でてませんからっ!
見直していれば給付金は196万円に!
- 初めてがんと診断されたら50万円
- がんの治療で入院・通院が合計30日以上で50万円
- がんの治療で入院1日につき1万円
- がんの治療で通院1日につき1万円
- がんの手術1回につき20万円
- 放射線治療1回につき20万円
- (特約)抗がん剤治療を受けた月ごと10万円
- (特約)先進医療にかかる技術料のうち自己負担額と同額
- (特約)先進医療1回につき15万円
- (特約)がんと複数回診断された時に1回につき50万円
- (特約)以後、保険料免除
- 女性特有のがん1回につき20万円
- 乳房再建1回につき50万円
「もしあの時、保険を見直していれば・・・。」とたらればを言ってみる。
今回のワタシの治療に当てはめると、給付金は1、2、3、5、6、7、12に当てはまり、合計額は196万円。
え!196万円!まじで?
もし見直していたら、46万円も多くもらえていました・・・。
40歳過ぎたらがん保険を見直そう
最新のがん保険は、通院による抗がん剤や放射線治療への補償が手厚くなってます。
また、再発や転移の場合にも給付金をいただけたり、以後保険料免除なんていう特約まであります。
まさに「生きるためのがん保険」ですね。
がんは突然襲ってくるので、ワタシみたいに損しないように、40歳を過ぎたら一度見直しをしてみましょう。
自分に合った保険が良く分からない人は、無料で相談できる ほけんのトータルプロフェッショナル を利用するといいですよ。
以上、がん経験者が語る「がん保険の見直しをしなかったので46万円損した話」でした。
またね。